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"thx!"が変えるありがとうの価値

2018年からWeb3事業を推進していますが、一番最初のプロジェクトが「thx!」です。thx!とは「Thanks!」の略で、その名の通り「ありがとう!」を表わす言葉です。このthx!はユーザー同士で感謝を贈り合うために使えるトークンであり、これまで言葉で伝えていた(もしくは言葉で表現したくでもできなかった)ありがとうのやり取りを、ブロックチェーン上で改ざんできない形で記録し、そのやり取りをスコアリングすることで当事者の信用を見える化し蓄積していくことを実現したソリューションです。

また、thx!は経済的価値を持たず、そのやり取りによって“経済的価値が移転する”のではなく、“信用価値の発生”というコンセプトで事業運営をしております。



thx!の活用事例

海外では、質の高いサービスに対して感謝の気持ちをチップで表現する文化があります。この文化はとてもわかりやすく、従業員にとってサービスの質を向上させるモチベーションになっています。しかし、日本ではこのようなチップ文化は一般的ではなく、その結果、サービスクオリティの高い従業員が適切に評価をされないことがしばしばあります。また、チップ文化のように金銭的対価を与えることに対して、抵抗感を持つ人も少なくありません。




ここでthx!が登場します。thx!はありがとうを表現するトークンであり、経済的価値を持ちません。たとえば、飲食店でよく見かける「紙のサンクスカード」や、Slackなどの社内コミュニケーションツールでの「いいね」をthx!に置き換えることができます。これにより、感謝の気持ちをシステム上で簡単に集計できるだけでなく、実際に貢献している従業員をより公平に評価することが可能となります。

これは、従業員のモチベーション向上にもつながり、結果としてサービスの質の向上に寄与します。



thx!APIの機能一覧

thx!APIは以下の提供を提供します。


  1. Wallet作成:ユーザーに意識させることなくシームレスにWalletを作成できます。

  2. thx!送受信:ユーザーに意識させることなく、サービスの裏側で送受信することができます。

  3. スコアリング:thx!の活動に基づいてユーザーの信用価値を可視化します。

  4. ホワイトラベル提供:thx!の名称を企業様の希望する名前に変更することが可能です。(※別途コストがかかります)

API連携により、貴社サービスの裏側でthx!を動かすことが可能となりますが、サービスを利用するユーザーには意識させることなくこれまで通りサービスを利用することが可能です。(ユーザーにthx!を使ってもらうことも可能)


thx!の目指す世界観

従来の世界では、職務経歴や学歴詐称などが度々問題となってきました。自己申告の世界では個人のバックグラウンドは容易に操作が可能であり、信頼性の担保は難しいのが現状です。しかし、ブロックチェーン技術の発展により、個人がこれまで積み上げてきた実績や経歴をより信憑性の高い情報として記録・保証することが可能となりました。


すでに自動車保険や健康保険の分野では、事故歴や通院歴に基づいて保険料が変わるなど、個人の実績に応じたサービスが提供をされています。これは直接ブロックチェーン技術とは関連していませんが、個人の実績が信用評価に反映される例として挙げられます。


thx!を活用することで、カフェ、飲食店、企業内など、様々な場所で信用評価に応じた優遇を受けられることが可能となり、また、転職時の実績証明としても活用できます。今後は、信頼性の高い個人実績の記録により個人が自らの信用評価を持ち歩ける世界観を目指し、新たな社会的信用の形成を実現してまいります。



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